注文住宅の購入でよくあるトラブル事例

はじめに、注文住宅を購入する際に起こりがちなトラブル事例を紹介します。トラブル事例を知っていれば、回避する対策も立てられます。

注文住宅の購入を検討している方は、参考にしてください。

1.施工ミスや不具合が多い

公益財団法人「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」の公表によると、2021年度に財団に寄せられた紛争処理の申請のうち、最も多い解決方法が「補修」でした。

これは、購入した注文住宅に基礎や外壁のひび割れ、床や内壁・建具の変形、雨漏りなどが起こっていたので、メーカーの責任で補修をしてもらったという内容です。

つまり、施工ミスや工事の不具合によって外壁や基礎にひび割れが発生したり、雨漏りが起こったりといったトラブルがそれだけ多いことを意味します。

家を建築する工務店の技量には差があります。

そのため、もし、問題のある工務店が工事をおこなえば施工ミスや不具合が発生する可能性が高まるので注意すると良いですね。

2.工期の遅れによる追加費用の発生などお金のトラブル

家の建築はどうしても天候に左右されます。

天候不順で雨が多いと、工期が遅れることもあるでしょう。

また、注文していた建材の入荷遅れなども工期の遅れにつながります。

工期が遅れると仮住まいの家賃を余計に払わなければならなくなるなど、追加費用がかかります。

このとき、追加費用の支払いをハウスメーカー工務店と施主側、どちらが持つかでトラブルに発展することもあるでしょう。

また、つなぎ融資を受けている場合、工期が遅れることで利息分が膨らむケースもあるため、トラブルに発展することもあります。

3.ハウスメーカーの営業マンとのトラブル

営業マンと実際に施工する業者との間で連絡がうまくいかないと、「言った、言わない」のトラブルに発展することもあります。

例えば「営業マンができると太鼓判を押したので依頼したら、実際はできなかった」「料金はサービスすると言ったのに、後日請求書が届いた」などです。

多くのスタッフが注文住宅の建築にかかわるほど、「言った・言わない」のトラブルが発生しやすくなります。

そのため、同じ担当者が最初から最後まで一貫して注文住宅の施工にかかわることを強みにしている工務店ハウスメーカーもあります。

4.近隣住宅からのクレーム

注文住宅を建築する際、近隣住民より工務店にクレームがつくこともあります。

ゴミの片付け方や作業車の留め方、さらに騒音などがクレームの原因になりやすいでしょう。

近隣住民からのクレームは、一概に工務店ハウスメーカーが悪いとは断言できません。

しかし、クレームは対処法を間違えると深刻なトラブルに発展することもあります。

一度トラブルに発展すると、長い間感情的なしこりが残ることもあるでしょう。

長い間そこに住まなければならない施主にとっては深刻な問題です。
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