ZEHの補助金制度とは?もらえる金額や取得するための対象要件をわかりやすく解説

新規の住宅購入やリフォームをする際、条件を満たせば利用できる補助金や助成制度があります。今回は「ZEH(ゼッチ)」補助金について紹介します。主に、ZEH補助金でもらえる金額や対象要件について解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは?

ZEH(ゼッチ)とは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称です。国が一定の基準を設けており、それらを満たした住宅をZEH住宅と呼びます。さらに対象となる基準に適合することでZEH補助金がもらえる仕組みです。

ここからは、ZEH住宅の概要とZEH住宅のメリットについて解説していくので、ぜひ参考にしてみましょう。

ZEH住宅は性能別に3種類

ZEH住宅は経済産業省によって、省エネ性能のグレード別に分けられています。

3種類のZEHのうち、もっとも省エネ性能にすぐれているのが「ZEH」です。太陽光発電などの再生可能エネルギーを用い、消費エネルギーの100%をまかなえます。100%をまかなうとは、消費エネルギーの収支がゼロということです。

また、経済産業省では「外皮の高断熱化および高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギー等により年間の1次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスの住宅」と定義しています。

ZEH補助金制度の対象者と要件

ZEH補助金制度の対象者

ZEH補助金制度の対象となるのは、これから家を建てる人(注文住宅)と新築建売住宅を購入する人です。各補助金制度のうち、注文住宅のみが対象となる場合もあるため、補助金制度の対象や申請方法については事前に確認しましょう。

ZEH補助金制度の要件

ZEH補助金制度を適用するためには、購入した家の所有者が常時居住することが前提です。また、購入する家はあらかじめ登録されたZEHビルダーか、ZEHプランナーが設計、建築、または販売を行うZEH住宅であることも要件です。

ZEH補助金制度の種類と概要

ZEH補助金制度は、対象となる住宅性能によって4種類に分けられます。ここからは、4つのZEH補助金制度の概要について、それぞれ解説します。

ZEH補助金は、ZEH住宅の省エネ性能や自家消費拡大設備等の違いによって4種類に分けられています。自家消費拡大設備とは、太陽光発電パネルや太陽熱温水機、電気自動車への充電設備などをさします。

また、ZEHに似ている仕組みに「V2H」があります。Vehicle(車)からHome(家)へ電気を送る仕組みのことです。V2Hでは、電気自動車で蓄電した電気を停電時や災害時に家のエネルギーとして使えます。いずれも環境への配慮や経済面から、近年注目されている仕組みの一つです。


※情報引用元 ポラス株式会社
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