外壁の種類と特徴

外壁は家全体の印象を決める非常に重要の役割を担っています。

そして、外壁は暑さや寒さを防ぐことにも影響してきます。
また、常に日光、雨風にさらされるため耐久性やメンテナンス性も気になるところです。

種類は様々あり、それぞれ特徴があるので紹介したいと思います。

サイディング系

サイディングは板状の外壁材を並べて貼るものです。
作業性やコストパフォーマンスにも優れているため、注文住宅で採用されることが多いです。

・窯業系サイディング
窯業系サイディングは、セメントを主原料とした混合剤料を固めて作るもので、コストパフォーマンスが高くこれまでに多くの注文住宅で使われてきています。

木目・タイル・レンガなどデザインのバリエーションが豊富で、様々な外壁をリーズナブルな価格で再現することが可能となっています。

基本メンテナンスは10年前後で外壁塗装と目地材の打ち直しで、耐用年数は30年前後と少し短めとなっています。

・金属系サイディング
薄い金属板で作る金属系サイディングは、近年新築注文住宅で使われることが多くなってきた外壁材となっています。

最近は耐久性の高いガルバリウム鋼板の金属サイディングが増加してきています。

大きなメリットとしては、窯業系サイディングより軽量で断熱材を挟むことで住まい全体の省エネ性をアップすることができます。

塗装や目地の打ち直しは窯業系サイディングと同じですが、ガルバリウム鋼板の外壁材なら耐用年数は少し長くなります。

塗り壁系

モルタル
モルタルは砂とセメントを混ぜたものになります。

モルタルを塗り付ける外壁仕上げは、つなぎ目がなく表面の凹凸が細かくコントロールすることができます。

サイディング系のように目地がないため、つなぎ目のない滑らかなデザインを作ることができます。

ただし、モルタルは柔軟性がないためひび割れやすくなってしまいます。
10年前後で塗装が必要と練ってきてしまい、寿命は30年前後になります。

貼り物系

・タイル
タイルは粘土や石を焼き固めるもので耐久性や高級感に優れている外壁材となっています。

雨風や日光で劣化せず、外壁塗装が不要となっています。
目地の詰め直しなど基本メンテナンスだけで、数十年単位で使えることができるのも魅力的です。

ほかの外壁材よりもメンテナンス面で優れていますが、初期費用が多めにかかってしまうので注意が必要になります。

・レンガ
メリットはタイルと同じようにメンテナンス面でかなり優れています。
レンガはヨーロッパテイストの趣ある外観を作ることができます。

初期費用は多めにかかってしまい、対応できる施工会社が少ないのが難点です。

まとめ

外壁はたくさんの種類がありデザインや耐久性がそれぞれ変わってきます。

好みのものを予算とバランスを見ながら選ぶようにしましょう。
家全体の外壁を一つのもので統一するのではなく、複数の素材を組み合わせてみるのもおすすめです。


※情報引用元 ポラス株式会社
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