おしゃれな外観の戸建を建てたい!

家を建てる時、間取りや設備、住宅性能と同じくらい重要なのが、家の外観です。
せっかく家を建てるなら、家の第一印象を決める外観にもこだわりたいですよね。
おしゃれな外観の家にするためには、どのようなポイントを意識すればよいのでしょうか。

今回は、戸建ての外観のデザインのポイントや決め方などについて解説します。

1.戸建ての外観のデザインのポイント


家の間取りやインテリアなどは比較的アイデアが浮かびやすいものですが、外観については、どのように決めればよいか見当がつかないという方も多いのではないでしょうか。
まずは、戸建ての外観のデザインを決める際のポイントについて説明します。

(1)最近の流行りの外観はナチュラルモダン


戸建ての外観は、シンプルでかつ温かみも感じられるナチュラルモダンが好まれる傾向にあるといわれています。
ナチュラルモダンは、グレーや白などのベーシックな色調の外壁と木目を利用しているのが特徴で、都会的なモダンスタイルに木目や曲線といったナチュラルな要素を取り入れたスタイルは、周囲とも馴染みが良く飽きがこないデザインといえます。

(2)好みのデザインを探す


流行りのナチュラルモダンはシンプルで万人受けするデザインではありますが、せっかく家を建てるなら、流行に左右されず、自分の好みのデザインを選びましょう。
スタイリッシュで都会的なデザインが好きな場合は、直線的でモノトーンの色調のモダンスタイル、クラシカルで重厚な雰囲気が好きな場合は、ヨーロピアンスタイルもよいかもしれません。
自分の好みがはっきりしない場合や、外観デザインの種類がよく分からないという場合は、まずはいろいろな住宅を見学して、好みの外観デザインを探してみることから始めてみるとよいでしょう。

(3)内装と併せてデザインする


外観は家の一部なので、内装とのバランスを考えることも大切です。
家の内部を北欧風のインテリアにしたいと考えているなら北欧風、内部に和テイストを取り入れているなら外観も和風や和モダンするなど、内装と併せてデザインするとよいでしょう。

(3)街並みや外構など環境との調和も考える


家は単独で存在するものではなく、環境の中に作るものです。風景によってマッチする家の外観も異なります。
家を建てる場所は、新興住宅地なのか古い住宅街なのか、自然が多い地域なのか市街地なのか、外構には緑を植えるのかコンクリートで固めるのかなどを確認し、家の周囲の環境に調和するデザインを選ぶようにしましょう。

1.戸建の外観の決め方


実際に家の外観を決める際はどのように決めて行けばよいのでしょうか。戸建ての外観の決め方について説明します。

(1)テイストを決める


外観を決める際は、最初にデザインのテイストを決めることをおすすめします。
最初にテイストを決めておけば建築業者にもイメージを伝えやすくなりますし、テイストに合わせたデザイン案を出してもらうことができるでしょう。

(2)カラーを決める


デザインのテイストが決まったら、カラーを選びましょう。
外観に使用するカラーは、すっきり見せるためにも色数は3色程度までに絞ることをおすすめします。
最も面積の大きい外壁部分を1色または2色とし、屋根、ドア、窓枠などの色を3色から選ぶとよいでしょう。
色調は、ベージュ、ブラウンなどの同系色でまとめると落ち着きのある上品な雰囲気になりますし、白と黒などコントラストを付ければメリハリ感のある都会的な雰囲気になります。
色合いはその家の印象を決定付けるものなので、十分にシミュレーションをした上で決めるようにしましょう。

(3)屋根や窓の形を決める


屋根や窓の形によっても、家の印象は大きく変わります。

① 屋根の形
屋根の形には、主に以下のような種類があります。

・切妻屋根:本をひっくり返したように二面が山形に合わさる形状で、最もオーソドックス
・寄棟屋根:四面に傾斜がある屋根で、日本では切妻屋根の次に多い
・片流れ屋根:一方向のみに斜面がある形状で、シンプルかつ居住空間を広く取れることから最近人気が高い
・陸屋根:勾配のないフラットな屋根で、ビルやマンションに多いが、最近は戸建でも見られる

屋根といえば切妻屋根を思い浮かべる方が多いと思いますが、最近ではモダンなデザインに合う片流れ屋根や陸屋根が選ばれることも増えています。また、上記以外の形や複数の種類を組み合わせるなど、屋根には様々なデザインのバリエーションがあります。
屋根の形状は外観だけでなく、中から見た天井や屋根裏の形状にも影響します。また、素材や色調によっても印象は変わるので、複合的な観点から選ぶようにしましょう。

② 窓の形
窓については、採光や間取りに合わせて決めることがほとんどだと思います。
ただし、窓の形や位置は外観にも大きく影響するため、外から見た時のバランスについても考えた上でサイズや位置を決めるようにしましょう。
外から見た時に左右対称や上下でサイズや位置を揃えるなど、ラインを意識して配置するとすっきりと見せることができます。

(4)外壁の素材を決める


外壁の素材でよく用いられるのは以下の3種類です。

・窯業系サイディング
現在の住宅の7割に使用される主流の外壁材。コンクリートと繊維質等の混合で作られる人工素材。扱うメーカーが多いことからデザインの種類が豊富。
モルタル
1990年代によく使用された外壁材。コンクリートと砂を混ぜて作られる。意匠性が高くさまざまなデザインに対応。
・金属系サイディング
素材が金属であるため軽量。既存の外壁への重ね張りに向いているため、リフォームの際に利用されることも多い。デザインは、素材を生かしたスタイリッシュなものからレンガやタイル調に加工されたものもある。

上記以外にも外壁には、セラミック系サイディングや木質系サイディング、タイル、漆喰、天然石材、レンガなど、さまざまな素材が使われます。
外壁材は施工する業者によって得意とする素材が異なります。大手のハウスメーカーなどでは自社独自の外壁材を標準仕様としていることも多いため、建築業者を選ぶ際は外壁材についても注目するようにしましょう。


※情報引用元 ポラス株式会社

ポラスグループは豊富な実績と確かな技術でお客様に最適な住宅を提供しています。
デザイン・テクノロジーを重視した住まい、国産ヒノキや高断熱・高耐震の住宅、おしゃれなデザイナーズ住宅や注文住宅、建築条件付土地分譲などポラス(POLUS)の6つのブランドが楽しい家づくりをサポートします。
まずはポラス開催の住宅展示場へお越しください。
埼玉・千葉・東京の注文住宅・建て替えはポラスグループへ。