せっかく注文住宅を建てたのに、「もっとこうすればよかった」という話をよく聞きます。
一生で一番の高い買い物なのに、失敗はしたくないですよね。どうして後悔するのでしょうか。また、後悔を防ぐ方法はないのでしょうか。
今回は前回の続きの家づくりの前にできる10のこと【後編】をお伝えいたします。
スケジュールに余裕を持つ
「子どもの小学校入学のタイミングで」や「転勤先から地元に戻るタイミングで」など家が完成する時期に期限がある場合は特に、余裕のあるスケジュールを考えましょう。
自由度が高く、ゼロから考える注文住宅の場合、間取りが決まるまでに一般的には10~15回の打ち合わせを重ねる必要があると言われています。
担当者との打ち合わせと並行して、キッチンや浴室などの設備を選ぶため住宅設備メーカーを訪れる必要もあります。
特注の設備や素材を使用する場合は、家が建ち始めてから作業に時間がかかる場合もあります。
時間に余裕がないと、慌ててプランを決めてしまったり、設備メーカーを十分見て回る時間がなくなり、住み始めてから「こんな間取りが良かった」「こっちのキッチンの方が良かった」という後悔をしてしまいがち。
建物は建て始めてから3~4カ月で完成するのでその前に打ち合わせが終えられるよう、スケジュールには余裕を持つようにしましょう。
担当者や設計士と何度も話し合う
間取りプランや設備、建材、予算については、メーカーの担当者や設計士と納得がいくまで何度でも話し合いましょう。
分からない建築用語など疑問点は質問し、間取りや建材に対する不安や疑問があればクリアにしておきましょう。
予算オーバーが気になる場合は、希望を伝えないのではなく、予算内に収めるために何をしたら良いかを担当者と話し合うと良いでしょう。
要望を具体的に伝えること
間取りプランの希望を伝える際は、なぜ、その間取りにしたいのか、なぜその広さが必要なのか、理由まで具体的に伝えるようにしましょう。
また、希望に近い画像がある場合はその画像を見せることで、細かな部分まで共有することができます。
内装イメージも希望の画像を見せることで、家を建てた後に「イメージと違った」ということを防ぐことができます。
ライフスタイルの変化を考える
今、お子さんが小さい場合は、5年後、10年後、15年後を想像してみましょう。
子ども部屋は十分に設けられる間取りか、コンセントは十分か、収納は十分か、エアコンは各部屋に取り付けられるか。また、2階にリビングや浴室を考えている場合は、夫婦が年を取った時に、2階への上り下りが負担にならないかなど、バリアフリーについても考えておきましょう。
将来、リフォームするにしても最低限のリフォームで変化に対応できるよう考えておくと良いでしょう。
最低限の建築の知識をつける
建築に関する専門的な知識までは必要ありませんが、施工会社との打ち合わせに困らない程度の知識があると打ち合わせがスムーズに進むでしょう。また、知識がないと家づくりが施工会社主導になりがちです。
あまり「おまかせ」しすぎると、住み始めてから「思っていたのと違った」「もっとこうすればよかった」と思ってしまいます。
こうした後悔を防ぐためにも多少の知識を身につけておくと良いでしょう。
施工会社によっては、「勉強会」が開催されているので利用すると良いでしょう。
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