理想の家づくりのポイントと事前に夫婦で話し合うべきこと☝

夫婦が家づくりを考える際、デザインや予算、立地など考えるべき事はたくさんあります。
しかし、意外と忘れがちなのが日々の暮らしを快適にするための仕組みや工夫です。

そこで今回は、理想の家づくりのポイントや、夫婦で事前に話し合うべきことなどについて解説します💪

 

1.夫婦の理想の家づくりのポイント

夫婦で家事や育児をシェアしやすくなるようなアイデアや、家事の時間を削減するための工夫を取り入れることは、日々の生活を快適に過ごすために非常に重要です。
具体的なポイントとして以下のような事が挙げられます。

  • 家事をしやすい動線を取り入れる

  • 家事効率につながる家電や設備を導入する

  • 夜過ごしやすいライティングを選ぶ

  • 不在時の対策を考える

それぞれのポイントについて説明します。

家事をしやすい動線を取り入れる

まずは、家事をしやすい動線を取り入れることが大切です。

現在の家よりも大きくて収納が十分にあっても、動線が確保できていないと、家事に余計な時間を取られて生活しにくいと感じてしまいます。
例えば、普段の生活で洗濯物をする場合、洗う・干す・取り込む・たたむ・しまうまでの動作があります。洗濯スペースの近くにクローゼットや洗濯物を干せる場所を設けることで、重い物を持って移動する距離を縮められるのです。

他にも、玄関の近くにアウターやバッグ類を掛けられるスペースを確保しておく、リビングの周りに掃除用具を入れておけるスペースを設置する等の工夫をするのもよいでしょう。

普段どのように家事をしているのかをイメージしながら間取りを決めると生活しやすい家づくりができます。

家事効率化につながる家電や設備を導入する

家事の効率化につながる家電や設備を導入することも、夫婦で理想の家づくりをする上で重要なポイントです。

夫婦共働きの夫婦が増えたことで、家事に多くの時間を割くことができない家庭が増えています。夫婦共働きの夫婦のニーズに応えるように、最近では便利な家電が次々登場しています。

例えば、海外製の大型食洗機は溜まった洗い物を一気に洗ってくれる優れものです。また、自動洗浄機能が備わっているお風呂やトイレがあれば掃除する手間を省けます。
購入する時にはそれなりの費用がかかりますが、長期的に見れば価値のある投資といえるでしょう。

そこまで費用をかけられないとしても、細かい食器をたくさん洗える深型の食洗機や、洗濯物をしっかり乾かしてくれるガス乾燥機などを導入するだけでも、家事を効率化できます。

家事の効率化を実現できれば、毎日の生活の中に時間的な余裕ができるため、ゆっくりリラックスして過ごしたり、自分の趣味に時間を使ったりすることもできるようになります。

夜過ごしやすいライティングを選ぶ

夜過ごしやすいライティングを選ぶのも大切なポイントの一つです。

夫婦が共働きで平日の昼間に家にいない場合、一緒に過ごせるのは朝と夜だけになります。夫婦が貴重な時間を一緒に過ごすのに、意外と影響力が大きいのがライティングです。
例えば、食卓のライトには演色性(Ra値)が高いライトを設置すると食事がより美味しそうに写ります。
Ra値が高いほどより自然光に近い色になるので、照らされたものが鮮やかに見えるのです。しかし、Ra値が低いライトを設置すると照らされたものが色褪せて見えるため、食事をしていても人の顔や食事が暗い雰囲気に見えてしまいます。

また、子供が勉強する部屋は、字が見やすいように、昼白色・温白色のLEDなどを設置するとよいでしょう。
ライトを重要視していない方も多いですが、ライティング一つで生活のしやすさや部屋の雰囲気が変わります。リビング、子供部屋、寝室など、部屋ごとに合うライティングを選ぶようにしましょう。

不在時の対策を考える

不在時の対策を考えることも大切なポイントの一つです。

共働き夫婦の場合、平日の昼間は家を留守にすることが多いでしょう。また、買い物に行く時間を満足に取ることができないため、インターネットの通販サイトを利用している人の割合が高いことが知られています。

通販サイトで購入した商品は自宅に配送されてきますが、休日以外受け取ることは厳しいでしょう。そのため、不在時にもスムーズに受け取れるような対策を考えておくことが重要です。最近は、戸建てや集合住宅に工事不要で設置できる宅配ボックス次々販売されていて、利用する方も増えています。

共働き夫婦が知っておくべき間取りのポイント

共働き夫婦が知っておくべき間取りのポイントについて説明します。

寝室とリビングの位置関係を生活状況に合わせる

共働きの夫婦が過ごしやすい家をつくるためには、寝室とリビングの位置関係を生活状況に合わせることが重要です。

近年はリモートワークを導入する企業も多くなり、働き方がガラリと変わりつつあります。それに伴い、共働き夫婦の形も変わったという家庭は多いのではないでしょうか。平日家に誰もいない時間がなくなり、子供と接する時間が増えたという方もいらっしゃるかと思います。
リモートワークが導入されている企業に勤務している場合、生活スタイルが大きく変わることがあります。家で仕事をしている人もいれば寝ている人もいるという状況もあるでしょう。そのような状況では、リビングと寝室が隣り合わせだと生活音で目が覚めてしまうことも少なくありません。
従来のように出勤していれば気にすることはなかった問題かもしれませんが、仕事のスタイルが変わりつつある今では、検討すべき問題の一つといえるでしょう。

ランドリーブースを設ける

最近、洗面所とは別にランドリーブースを設ける家庭が増えてきています。ランドリーブースとはその名の通り、洗濯機を別に移動させて、完全に独立させた部屋のことです。

ランドリーブースには、洗濯・干す・たたむという一連の作業が、1つの部屋で完結するというメリットがあります。さらに、朝洗濯をして仕事で長時間留守にする場合も、下着を干しておけるので、防犯的にも安全です。また、忙しくて夜間に洗濯を干したい場合も便利です。
家族のことを気にせず自分のペースで洗濯をしたいという方は、導入を検討するとよいでしょう。

吹き抜けの有無を考える

吹き抜けがある家はメディアなどで紹介されることも多く、おしゃれな家として認知されています。有名な芸能人やタレントさんなどがこぞって吹き抜けのある自宅を紹介しているため、憧れている人も多いのではないでしょうか。

吹き抜けがあると、開放的で広々とした雰囲気になるというメリットがありますが、その半面、音が反響しやすいというデメリットがあります。
生活音が今以上に大きくなってしまうことが想定されますので、導入すべきかどうかをご夫婦でよく話し合ってから決めるようにしましょう。

理想の家にするために話し合うべきこと

一般的に家は人生に1つあれば十分です。
その中で、自分の一生を終えていくわけですから、「絶対に理想の家にしたい!」と思うのは自然なことです。しかし、気持ち先行で家づくりを進めてしまうと思わぬところで落とし穴にはまる可能性があります。

できる限りトラブルを事前に回避するために、夫婦で話し合うべきことについて説明します。

子供について

夫婦の理想の家づくりに際して、子供について話し合うことはとても重要です。

将来の子供の人数によって、必要な部屋の数は変わってきます。収納部屋やリビングの子育てスペースなどを用意することも検討するとよいでしょう。夫婦として過ごす時間にも大きな影響をもたらすので、決して軽視してはいけません。

国土交通省が公表している『住生活基本計画における「水準」について』という資料には、子供一人あたり+10平米は必要だというデータが記載されています。将来、子供が何人欲しいのかによって必要な平米数の目安がわかるので、参考にするとよいでしょう。

ライフスタイルや生活リズムについて

お互いのライフスタイルや生活リズムを考慮することも大切です。

共働きの夫婦の場合、お互いが常勤で、帰宅する時間がほぼ同じであれば特に大きな問題は生じないかもしれません。しかし、どちらかが夜勤の場合、生活リズムに大きなズレが生じます。例えば、夫が帰宅した時に妻が寝ていることもあれば、逆もあるでしょう。

また、将来、どちらかが転職した際にこのような変化が生じた時、どのようにして対応すればいいのかがわからないという家庭も多いです。
そのため、前述した通り、リビングと寝室はなるべく離しておくことをおすすめします。間取りを工夫すれば、ライフスタイルや生活リズムが大きく変化した時も問題にならずに済みます。

休日の家での過ごし方について

休日の家での過ごし方について話し合うことも、夫婦の理想の家づくりのために大切なポイントです。
平日は一緒に過ごす時間があまり取れない夫婦にとって、休日、家で一緒に過ごすプライベートな時間は、貴重なひと時です。休日、家で一緒に過ごす時、どのように過ごしたいのか、お互いが理想とする過ごし方について話し合い、具体的なイメージを持って家づくりを進めるとよいでしょう。

家づくりの際に夫婦間で揉めやすいポイント

夫婦の間でトントン拍子に話し合いが進めばよいのですが、お互いの意見が対立して、揉めてしまうこともあります。また、話し合いが不十分だったために、後から揉めてしまうこともあります。
家づくりの際に夫婦間で揉めやすいポイントについて説明します。

設備関係

家の設備関係については、夫婦間で考えが違うことが少なくないため、注意が必要です。
例えば、トイレ内に手洗いが必要か、キッチンにビルトインタイプの食洗機は必要か、備え付けの収納スペースはどの程度必要かなど話し合うべき事はたくさんあります。

完成してからでは変更できない設備もあるので、お互いに後悔をしないためにも設備関係については事前にしっかり話し合う必要があります。

デザイン性

デザインについても、夫婦で好みが異なることもあるので、十分に話し合って具体的なイメージを共有しておくことが大切です。
妻が「この色がいい!」と思っていても、夫は「この色は嫌だ」と思うかもしれません。逆もまた然りです。お互いの好みが合致していれば揉めることはないかもしれませんが、少しでも違う場合は事前に話し合いをして、どのようなデザイン性にするのかを明確にしておくべきでしょう。
また、収納棚やソファなどの家具類はデザインよりも機能面を重視した方が快適に過ごせる可能性が高いので、デザインにこだわり過ぎずに機能面も考慮しましょう。

部屋の広さ

部屋の広さについても話し合いが必要です。
「広いに越したことはない!」と思われるかもしれませんが、リビングを広くすると、冷暖房の効きが悪くなるという点には注意が必要です。
特に、夏や冬の時期には、冷房暖房は快適に過ごすために重要なポイントとなります。
他にも、

  • お風呂

  • 収納部屋

  • 子供部屋

  • ランドリールーム

など、広さについて考えるべき部分はたくさんあります。

予算

よほど金銭的余裕がない限り、予算については夫婦間で揉めることが多いのではないでしょうか。
予算を決めずに、「あれが欲しい!」「これも欲しい!」と設備や家具を次々と追加していくと、生活しづらい家になってしまうこともあります。
まずは予算を決めて、必要最低限の設備や家具を揃えるところから始めてみましょう。

窓の方角

窓の方角も事前にしっかり話し合うべきポイントの一つです。

洗濯物を干す際、太陽の光が差し込まないと部屋干しができません。窓の方角をわずかでも間違えると、建て替え工事並みに面倒な作業が発生します。決して間違えてはいけない部分なので、事前に十分リサーチした上で、お互いが納得するまで話し合いましょう。

まとめ

今回は、夫婦の理想の家づくりについて解説しました。家は夫婦にとって生活の基盤となる大切な場所です。家づくりをする際は、夫婦間で意見が対立する場面もあるかもしれませんが、お互いが納得できるまで十分話し合いをしましょう。

夫婦が快適に過ごせる家の具体的なイメージが思い浮かばないという方は、まずは住宅展示場を訪れて、いろいろな家を見比べてみることをおすすめします。

各住宅展示場では時期によってイベントも行っているので
そのタイミングで訪れるのもおススメですよ!


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1.夫婦の理想の家づくりのポイント

夫婦で家事や育児をシェアしやすくなるようなアイデアや、家事の時間を削減するための工夫を取り入れることは、日々の生活を快適に過ごすために非常に重要です。
具体的なポイントとして以下のような事が挙げられます。

  • 家事をしやすい動線を取り入れる

  • 家事効率につながる家電や設備を導入する

  • 夜過ごしやすいライティングを選ぶ

  • 不在時の対策を考える

それぞれのポイントについて説明します。

家事をしやすい動線を取り入れる

まずは、家事をしやすい動線を取り入れることが大切です。

現在の家よりも大きくて収納が十分にあっても、動線が確保できていないと、家事に余計な時間を取られて生活しにくいと感じてしまいます。
例えば、普段の生活で洗濯物をする場合、洗う・干す・取り込む・たたむ・しまうまでの動作があります。洗濯スペースの近くにクローゼットや洗濯物を干せる場所を設けることで、重い物を持って移動する距離を縮められるのです。

他にも、玄関の近くにアウターやバッグ類を掛けられるスペースを確保しておく、リビングの周りに掃除用具を入れておけるスペースを設置する等の工夫をするのもよいでしょう。

普段どのように家事をしているのかをイメージしながら間取りを決めると生活しやすい家づくりができます。

家事効率化につながる家電や設備を導入する

家事の効率化につながる家電や設備を導入することも、夫婦で理想の家づくりをする上で重要なポイントです。

夫婦共働きの夫婦が増えたことで、家事に多くの時間を割くことができない家庭が増えています。夫婦共働きの夫婦のニーズに応えるように、最近では便利な家電が次々登場しています。

例えば、海外製の大型食洗機は溜まった洗い物を一気に洗ってくれる優れものです。また、自動洗浄機能が備わっているお風呂やトイレがあれば掃除する手間を省けます。
購入する時にはそれなりの費用がかかりますが、長期的に見れば価値のある投資といえるでしょう。

そこまで費用をかけられないとしても、細かい食器をたくさん洗える深型の食洗機や、洗濯物をしっかり乾かしてくれるガス乾燥機などを導入するだけでも、家事を効率化できます。

家事の効率化を実現できれば、毎日の生活の中に時間的な余裕ができるため、ゆっくりリラックスして過ごしたり、自分の趣味に時間を使ったりすることもできるようになります。

夜過ごしやすいライティングを選ぶ

夜過ごしやすいライティングを選ぶのも大切なポイントの一つです。

夫婦が共働きで平日の昼間に家にいない場合、一緒に過ごせるのは朝と夜だけになります。夫婦が貴重な時間を一緒に過ごすのに、意外と影響力が大きいのがライティングです。
例えば、食卓のライトには演色性(Ra値)が高いライトを設置すると食事がより美味しそうに写ります。
Ra値が高いほどより自然光に近い色になるので、照らされたものが鮮やかに見えるのです。しかし、Ra値が低いライトを設置すると照らされたものが色褪せて見えるため、食事をしていても人の顔や食事が暗い雰囲気に見えてしまいます。

また、子供が勉強する部屋は、字が見やすいように、昼白色・温白色のLEDなどを設置するとよいでしょう。
ライトを重要視していない方も多いですが、ライティング一つで生活のしやすさや部屋の雰囲気が変わります。リビング、子供部屋、寝室など、部屋ごとに合うライティングを選ぶようにしましょう。

不在時の対策を考える

不在時の対策を考えることも大切なポイントの一つです。

共働き夫婦の場合、平日の昼間は家を留守にすることが多いでしょう。また、買い物に行く時間を満足に取ることができないため、インターネットの通販サイトを利用している人の割合が高いことが知られています。

通販サイトで購入した商品は自宅に配送されてきますが、休日以外受け取ることは厳しいでしょう。そのため、不在時にもスムーズに受け取れるような対策を考えておくことが重要です。最近は、戸建てや集合住宅に工事不要で設置できる宅配ボックス次々販売されていて、利用する方も増えています。

共働き夫婦が知っておくべき間取りのポイント

共働き夫婦が知っておくべき間取りのポイントについて説明します。

寝室とリビングの位置関係を生活状況に合わせる

共働きの夫婦が過ごしやすい家をつくるためには、寝室とリビングの位置関係を生活状況に合わせることが重要です。

近年はリモートワークを導入する企業も多くなり、働き方がガラリと変わりつつあります。それに伴い、共働き夫婦の形も変わったという家庭は多いのではないでしょうか。平日家に誰もいない時間がなくなり、子供と接する時間が増えたという方もいらっしゃるかと思います。
リモートワークが導入されている企業に勤務している場合、生活スタイルが大きく変わることがあります。家で仕事をしている人もいれば寝ている人もいるという状況もあるでしょう。そのような状況では、リビングと寝室が隣り合わせだと生活音で目が覚めてしまうことも少なくありません。
従来のように出勤していれば気にすることはなかった問題かもしれませんが、仕事のスタイルが変わりつつある今では、検討すべき問題の一つといえるでしょう。

ランドリーブースを設ける

最近、洗面所とは別にランドリーブースを設ける家庭が増えてきています。ランドリーブースとはその名の通り、洗濯機を別に移動させて、完全に独立させた部屋のことです。

ランドリーブースには、洗濯・干す・たたむという一連の作業が、1つの部屋で完結するというメリットがあります。さらに、朝洗濯をして仕事で長時間留守にする場合も、下着を干しておけるので、防犯的にも安全です。また、忙しくて夜間に洗濯を干したい場合も便利です。
家族のことを気にせず自分のペースで洗濯をしたいという方は、導入を検討するとよいでしょう。

吹き抜けの有無を考える

吹き抜けがある家はメディアなどで紹介されることも多く、おしゃれな家として認知されています。有名な芸能人やタレントさんなどがこぞって吹き抜けのある自宅を紹介しているため、憧れている人も多いのではないでしょうか。

吹き抜けがあると、開放的で広々とした雰囲気になるというメリットがありますが、その半面、音が反響しやすいというデメリットがあります。
生活音が今以上に大きくなってしまうことが想定されますので、導入すべきかどうかをご夫婦でよく話し合ってから決めるようにしましょう。

理想の家にするために話し合うべきこと

一般的に家は人生に1つあれば十分です。
その中で、自分の一生を終えていくわけですから、「絶対に理想の家にしたい!」と思うのは自然なことです。しかし、気持ち先行で家づくりを進めてしまうと思わぬところで落とし穴にはまる可能性があります。

できる限りトラブルを事前に回避するために、夫婦で話し合うべきことについて説明します。

子供について

夫婦の理想の家づくりに際して、子供について話し合うことはとても重要です。

将来の子供の人数によって、必要な部屋の数は変わってきます。収納部屋やリビングの子育てスペースなどを用意することも検討するとよいでしょう。夫婦として過ごす時間にも大きな影響をもたらすので、決して軽視してはいけません。

国土交通省が公表している『住生活基本計画における「水準」について』という資料には、子供一人あたり+10平米は必要だというデータが記載されています。将来、子供が何人欲しいのかによって必要な平米数の目安がわかるので、参考にするとよいでしょう。

ライフスタイルや生活リズムについて

お互いのライフスタイルや生活リズムを考慮することも大切です。

共働きの夫婦の場合、お互いが常勤で、帰宅する時間がほぼ同じであれば特に大きな問題は生じないかもしれません。しかし、どちらかが夜勤の場合、生活リズムに大きなズレが生じます。例えば、夫が帰宅した時に妻が寝ていることもあれば、逆もあるでしょう。

また、将来、どちらかが転職した際にこのような変化が生じた時、どのようにして対応すればいいのかがわからないという家庭も多いです。
そのため、前述した通り、リビングと寝室はなるべく離しておくことをおすすめします。間取りを工夫すれば、ライフスタイルや生活リズムが大きく変化した時も問題にならずに済みます。

休日の家での過ごし方について

休日の家での過ごし方について話し合うことも、夫婦の理想の家づくりのために大切なポイントです。
平日は一緒に過ごす時間があまり取れない夫婦にとって、休日、家で一緒に過ごすプライベートな時間は、貴重なひと時です。休日、家で一緒に過ごす時、どのように過ごしたいのか、お互いが理想とする過ごし方について話し合い、具体的なイメージを持って家づくりを進めるとよいでしょう。

家づくりの際に夫婦間で揉めやすいポイント

夫婦の間でトントン拍子に話し合いが進めばよいのですが、お互いの意見が対立して、揉めてしまうこともあります。また、話し合いが不十分だったために、後から揉めてしまうこともあります。
家づくりの際に夫婦間で揉めやすいポイントについて説明します。

設備関係

家の設備関係については、夫婦間で考えが違うことが少なくないため、注意が必要です。
例えば、トイレ内に手洗いが必要か、キッチンにビルトインタイプの食洗機は必要か、備え付けの収納スペースはどの程度必要かなど話し合うべき事はたくさんあります。

完成してからでは変更できない設備もあるので、お互いに後悔をしないためにも設備関係については事前にしっかり話し合う必要があります。

デザイン性

デザインについても、夫婦で好みが異なることもあるので、十分に話し合って具体的なイメージを共有しておくことが大切です。
妻が「この色がいい!」と思っていても、夫は「この色は嫌だ」と思うかもしれません。逆もまた然りです。お互いの好みが合致していれば揉めることはないかもしれませんが、少しでも違う場合は事前に話し合いをして、どのようなデザイン性にするのかを明確にしておくべきでしょう。
また、収納棚やソファなどの家具類はデザインよりも機能面を重視した方が快適に過ごせる可能性が高いので、デザインにこだわり過ぎずに機能面も考慮しましょう。

部屋の広さ

部屋の広さについても話し合いが必要です。
「広いに越したことはない!」と思われるかもしれませんが、リビングを広くすると、冷暖房の効きが悪くなるという点には注意が必要です。
特に、夏や冬の時期には、冷房暖房は快適に過ごすために重要なポイントとなります。
他にも、

  • お風呂

  • 収納部屋

  • 子供部屋

  • ランドリールーム

など、広さについて考えるべき部分はたくさんあります。

予算

よほど金銭的余裕がない限り、予算については夫婦間で揉めることが多いのではないでしょうか。
予算を決めずに、「あれが欲しい!」「これも欲しい!」と設備や家具を次々と追加していくと、生活しづらい家になってしまうこともあります。
まずは予算を決めて、必要最低限の設備や家具を揃えるところから始めてみましょう。

窓の方角

窓の方角も事前にしっかり話し合うべきポイントの一つです。

洗濯物を干す際、太陽の光が差し込まないと部屋干しができません。窓の方角をわずかでも間違えると、建て替え工事並みに面倒な作業が発生します。決して間違えてはいけない部分なので、事前に十分リサーチした上で、お互いが納得するまで話し合いましょう。

まとめ

今回は、夫婦の理想の家づくりについて解説しました。家は夫婦にとって生活の基盤となる大切な場所です。家づくりをする際は、夫婦間で意見が対立する場面もあるかもしれませんが、お互いが納得できるまで十分話し合いをしましょう。

夫婦が快適に過ごせる家の具体的なイメージが思い浮かばないという方は、まずは住宅展示場を訪れて、いろいろな家を見比べてみることをおすすめします。

各住宅展示場では時期によってイベントも行っているので
そのタイミングで訪れるのもおススメですよ!


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