住宅展示場に行く前に準備した方が良いこと

家を建てよう、と決めたとき、皆様が一番最初に思い浮かべる情報収集はどんな方法でしょうか?一番身近なインターネットから様々な情報を調べることも出来ますし、知っているハウスメーカーのカタログを請求し、夢を膨らます方もいらっしゃるでしょう。ただ、やはり人生で最大のお買い物ですから、自分の目で見て選ぶことも大切です。

そんな時におすすめしたいのが、住宅展示場。全国を対象とした大手ハウスメーカーはもちろん、その地域の地場工務店まで、一か所で様々な会社がモデルハウスを公開している住宅展示場は、実際に家を建てたい人にとって、美術館のようなもの。各社一押しの住宅モデルが、選び抜いた設備を導入して立ち並んでいるのは、まさに壮観です。使い勝手の良い間取りや、憧れていた設備、最新のデザインなど、住んでみたいと思える家が見つけられるはずです。

ただし、住宅展示場見学は、しっかりとした準備なしで行くと、逆に損をしてしまうことも。今回は、住宅展示場に行く前の準備や持ち物を解説します。

住宅展示場に行く前に準備しよう。住まいづくりに大切なことは?

住宅展示場に行く前に準備しておくことは、ご自身の状況をきちんと確認しておくことです。

注文住宅を考える際に大切なことは、いくつかあります。

1.予算

ご自身の年収やこれまでの貯金額から、住宅資金を用意するわけですが、融資を受けるなら実際どれくらい借りられるのか、両親からの援助は考えられるか、夫婦ならば、住宅ローンの支払はどう負担するか、様々な確認事項があります。

住宅展示場は素敵な建物がたくさんありどれも住んでみたくなるものばかりですが、実際にモデルハウス通りにすべてかなえようとすると、手が届かない金額になることも…。予算はきちんと頭に入れ、実際建てられるかどうか、融資を組むなら無理なく払えるかどうか、も視野に入れてから行動すると良いでしょう。

予算について正確に把握するためには、ファイナンシャルプランナーのようなプロに相談するのもおすすめ。初回無料で相談を受けてくれるサービスもあるので、気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか?

2.土地

まず、土地から探して建てたい、という方。予算にもつながりますが、建てたいエリアや、欲しい広さの土地価格に関しては、しっかり考慮してから予算を考えるとよいでしょう。人気の高い都市部では、土地価格が思った以上に高く、気に入った土地は買えたのに予算が足りず、建物は妥協するしかなかった、なんてことも。住宅金融支援機構の2021年3月の調査では、土地を含めた注文住宅の取得資金の相場は、全国平均で4,397万円だそうです。一度、どんな場所に住みたいか、ご家族で話し合って、土地相場を知ってから、予算配分を考えるといいでしょう。
また、すでに土地をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。新しく土地を買わなくて済むので、住宅にかけられるお金は多いですが、安心はしないで。取り壊しが必要ならば取り壊し費用が必要になりますし、この機会に更に踏み込んだ話が聞きたいなら、土地情報を用意していってもいいでしょう。図面やエリア情報がまとまっていると、展示場の担当者も具体的な話がしやすく、とても良い対応をしてくれるはずです。

3.家族との意思統一

家に求めるものや間取りは人それぞれ。また、今後の家族の将来計画は、家作りに強くかかわるポイントです。家族や両親と話し合ういい機会になりますし、お子様の小さなアイデアが、自宅に欠かせない団らんの場になった、なんて声も!家族それぞれがよく使う場所は担当を振り分けて、家族全員で自分のこだわりを突き詰めてみるのもいいでしょう。

それから、家全体の形についても、きちんと話し合うことをおすすめ。両親との生活を考え二世帯住宅にしたり、将来高齢になったときにも暮らしやすく平屋にしたり、見据える将来によって、家の形状にも選択肢が。まずは行ってみることも大切ですが、すでに決まっている条件があれば、より具体的に住まいづくりが進むことでしょう。

ここまで書きましたが、難しいことは考えず、とにかくまずは行ってみよう!という方も多いはずです。
そんな方におすすめなのは、とにかくどんな家に住みたいか想像してみること。特に外観をイメージしておくのがおすすめ。住宅展示場は気軽にいけるところですが、あまりに自分の中にイメージできるものがないと、漠然と歩き回るだけになって疲れたり、あまり興味のないハウスメーカーなのに、営業マンや展示場担当者の話をたくさん聞くことになったりします。でも、自分の中に憧れの家のイメージがあれば、まずは住宅展示場に行って、イメージに近いモデルハウスが探せるはず。まずは自分の一番気に入るモデルハウスに入ってみましょう。
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ワンノート ~庭がある住まい~ one-noteは直訳すると単調、1本。 この住まいは、土間から各居室までをひとつの空間で構成しており、その中に3つの庭を設け、変化をもたらしています。 どの空間に居ても、家族はそれぞれ気配とつながりを感じながら暮らすことができます。また、空間づくりの工夫は京町家をルーツとしています。 和の心を継承し、暮らし方をデザインするポウハウスの空間提案をモデルハウスで実際に体感してください
■体感すまいパーク船橋
船橋市西船1丁目1番9号