地震対策には地盤選びが重要

注文住宅の場合には家を建設する土地も選ぶことができます。
地震対策にこだわった構造にしたとしても、地盤が弱ければ倒壊につながってしまうので、土地を選ぶ際には適切な地盤であることを調べるようにしましょう。

そんな適切な地盤を選ぶためにはどのようなことをすればいいのか紹介していきます。

地盤調査

地盤調査は、特定の敷地や建築物の土地や岩盤の性質を詳細に調査・評価することです。

この調査は、建築物や構造物を建設する前に行われ、地盤の強度、地質構造、地下水位などを把握するために実施されるものになります。

土壌や岩盤の強度や特性を詳細に調査し、建築物や構造物の基礎にかかる荷重や地震時の応答を正確に把握します。

そして、地盤の特性を調査することで、建物が地盤の沈下や変位によって受ける影響を予測し、適切な基礎設計や補強が可能になります。

地下水位の確認も必要です。地下水位は地盤の安定性に影響を与える要因の一つです。地盤調査によって地下水位を確認し、建築物に及ぼす影響を評価していきます。

地盤の調査結果の評価がよくない場合でも、地盤改良が必要な場合はどのような方法が適しているかを判断し、杭の設置や地盤改良材料の導入などで改善することができます。

地質調査

地盤調査には地質調査も含まれます。
地質調査は、地球の地殻や地下の岩石、土壌などの地質学的な特性や構造を調査・解析するものです。

この調査は、建設プロジェクト、地質災害の評価、天然資源の探査、環境保全など、さまざまな目的で行われます。

地質調査の結果は、特定の地域や敷地の地質条件を理解し、それに基づいて適切な対策や設計を行うために利用されます。

建設や土木工事の前に土地の地質的な特性を詳細に把握することを目的としています。

これによって、建物やインフラの設計や計画が行われる際に、地質条件を考慮した適切な措置が取られることが期待できます。

地質調査は、土壌や地下水の品質、地下の環境への影響を評価するためにも行われます。
これは環境保全活動や汚染対策の計画に重要な情報となってきます。

安全で持続可能な建設や土地利用を行うために地質調査は不可欠な工程となってきます。

建設前には専門の方に適切な調査を行ってもらいましょう。

地震動予測図の参照

地震動予測図や地震ハザードマップを参照して、建物を建てる地域の地震リスクを確認をした方がいいでしょう。

これに基づいて、地盤の強度や揺れの予測を考慮して適切な対策を講じることが重要です。

地域ごとに地震の程度は異なるため地震予測図は参考にするようにしましょう。

まとめ

地盤調査は建築プロジェクトの初期段階で実施するものです。

そして、その結果が建物の安全性や耐震性に大きな影響を与えるようになります。
地震対策において地盤調査は非常に重要なので、地元の建築当局や専門家に相談しながら、適切な地盤調査を行うことが重要です。

※情報引用元 ポラス株式会社
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