2階をリビングにするデメリット

前回の記事では、2階をリビングにすることによってどのようなことがメリットになるのかを紹介しました。

今回は反対に2階をリビングにすることによってどんなデメリットが生じてしまうのかを紹介していきたいと思います。

家族のコミュニケーションが不足しやすい

前回の記事で例に挙げたように1階部分を車などを置く、ガレージとするならば家族とのコミュニケーション不足とはならないですが、2階をリビングとし、1階を家族それぞれの個室とした間取りの場合は家族の距離が上下で別れてしまい、接する機会が減少すると思います。

また、外から帰ってきたときにリビングを通ることなく、玄関から個室に直接行けてしまうため、家族と顔を合わせることさえ少なくなってしまうかもしれません。

このような問題を解決するためには、リビングを通らなければ個室に行けないような設計にしたり、玄関を吹き抜けにしておき、子供が帰ってきたことをわかりやすくしたりなどの工夫が必要となってきます。

2階をリビングにするときは家族と接する機会があるように動線や仕組みを考えて間取りを設計することが大切となってきます。

リビングに行くまでの階段移動が負担になる

リビングが2階にあると、必然と階段移動が増えてしまいます。
特にあわせてダイニング・キッチンも配置してLDKにした場合には、買ってきた食材を2階まで運ぶ必要があることから、負担は大きくなりがちです。

買い物から帰ったときだけではなく、来客時や外出時、宅配が届いたときなどにも階段移動が発生するため、面倒に感じることもあるでしょう。

さらに将来、年齢を重ねたときに階段移動の多い住宅だと体への負担ももちろんのこと、怪我をするリスクも高まってしまいます。

階段移動の負担を減らすには、傾斜を緩くする、踊り場を設けるなど、上り下りしやすい設計を採用するようにしましょう。

さらに階段と玄関の位置を近くする、階段を上がってすぐのところにキッチンを配置するなど、動線を短くすることでも負担を軽減することもできます。

上下移動の負担を物理的に軽くするには、ホームエレベーターを設置するのも有効です。もしくは小荷物昇降機を導入すれば、人は乗れないものの、購入した重い荷物や2階から下ろしたい不要品などを昇降できるようになるので便利です。

玄関の様子がわかりにくく防犯面で不安を感じる

2階をリビングにすることで防犯面で安心を感じる人がいるかもしれませんが、1階の様子がわかりずらいことで不安を感じる人がいるかもしれません。

例を挙げると、ドアや窓のカギを閉め忘れたり、不審者が入ってきた場合に気づきづらいといったことが不安に感じることでしょう。

防犯面の不安を改善するには、ホームセキュリティーを導入したり、シャッターや防犯ガラスを採用するといった防犯設備を取り付けるしかありません。

まとめ

いかがだったでしょうか、2階をリビングにすることで生じるデメリットは様々ありますが、メリットも多いです。
不安に感じることは改善することもできますので、2階をリビングにすることでのメリットに魅力を感じる人はぜひ検討してみてください。

※情報引用元 ポラス株式会社
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