近年注目を浴びている２階リビングの住宅についてはご存じですか？
１階を車などを置くガレージにし、２階を居住エリアとする住宅になります。
今回はそんな人気が増え始めている２階がリビングの間取りである住宅に住むメリットについて紹介していきたいと思います。
１階リビングとする住宅との違い
戸建ての住宅といえば、リビングを１階部分に配置し、書斎・寝室・子供部屋などの個室は２階部分に設けるというのが一般的ですよね。
しかし、近年は２階建ての住宅ではなく、３階建ての住宅が増加傾向にあります。
土地は狭いですが高さを出して居住スペースを作っている住宅ですね。
１階リビングの住宅の特徴としては、庭や外へのアクセスが便利であり、１階に家族みんなで集まって食事をとるなど、玄関から個室までにリビングを経由する間取りにすることで家族だんらんがしやすい間取りとなっています。
２階リビングの特徴は、窓からの眺望がよく、開放的な空間を作ることができます。また、居住スペースが２階にあるため１階を居住スペースにしている住宅に比べ、防犯面で優秀な間取りとなっています。
２階リビングにするメリット
１階の日当たりが悪い場所であったり、窓からの眺望を良くしたい場合、２階をリビングにするとこの問題がすべて解決してくれます。
２階は下の階よりも太陽の光が入る時間が長いため、より明るいリビングを実現することができます。
特に、住宅密集地や狭小地の場合は、1階リビングだと日当たりが悪くなってしまうケースが多いです。
万が一大きな窓が設置できなくても、2階リビングは様々な工夫で光を取り込むことができます。
例えば、天井を高くする・天窓や高窓を設置するなどの工夫をすることができます。1階リビングに比べて採光しやすい設計ができるため、明るい空間で暮らしたいと考えている人にとってのメリットがあります。
また、プライバシーも確保しやすい間取りとなっています。
狭小地や集合住宅地では、隣家や通行人の視線が気になってしまうものです。人通りの多い時間帯は、カーテンやブラインドを閉じたまま過ごしているという世帯も少なくないのではないでしょうか。
そのようの問題も２階をリビングにすることによって解決することができます。
外から覗かれることが少なく、隣近所の視線を気にせず過ごせ、バルコニーがあれば多少目隠しにもなるため、カーテンや窓を開けてのびのびとくつろげることができます。
また、常に新鮮な空気を取り入れられるので、気持ちよく過ごすことができます。
気軽に換気もしやすいため、衛生面でも安心できるでしょう。
リビングでは、会話や音楽・テレビの音など、さまざまな生活音が発生するものです。
特に、住宅密集地などで隣家との距離が近い場合は、隣の家の生活音がストレスになるケースもあります。
2階リビングにすることにより、近隣の家と生活圏がずらせるため、互いの生活音も聞こえにくく、騒音を伝えづらくするメリットもあります。
生活圏をずらすことでお互いに快適に過ごすことができるでしょう。
まとめ
１階をリビングにする間取りというのが固定概念にあるのではないでしょうか。
一般的な間取りで過ごしている人は、今回紹介した日常に起こりうる不満を抱えている人もいるでしょう。
そんな方は、２階をリビングにすることで今住まいで不満に感じていることが解決できるかもしれません。
ぜひ、１階はリビングにするという固定概念にとらわれることなく、２階をリビングにするという選択も検討してみてください。
※情報引用元 ポラス株式会社
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