注文住宅の供給数が多い街はどこ?

マンションの値上がりとコロナ禍により人気が高まっている一戸建。
分譲住宅と比べ、ちょっとハードルが高いイメージの注文住宅ですが、どんなエリアに多いのか?またどんな方が買っているのかを解説します。

分譲住宅にはない注文住宅の魅力とは

憧れはあるけれど、分譲住宅(建売住宅)と比べるとちょっと敷居が高いイメージのある注文住宅。まずはその魅力やメリットを確認しておきましょう。

間取りやデザインの自由度が高い

注文住宅の最大の魅力は、間取りやデザインの自由度が高いことです。

分譲住宅のように、あらかじめ決まったプランではなく、施主の好みやこだわりを反映した住まいが建てられますので、似通ったデザインや建物仕様が多い分譲住宅に比べて満足度の高いものに仕上がります。

また、キッチンや浴室などの設備、床や壁などの内装も、それぞれ個別にグレードを決められるので、こだわりや予算に合わせたメリハリの効いた設計が可能です。

エリアの選択肢が広い
もうひとつの魅力は、エリアの選択肢が広いということです。一般的に分譲住宅はある程度まとまった広さのある土地で分譲されることが多く、供給される地域も限られています。それに対して注文住宅は、土地があればどこでも建築できますので、選べるエリアが格段に広がります。例えば「○○小学校の学区内」とか「妻の実家の近く」など、限られた範囲でマイホーム購入を検討されている方にはよい選択肢と言えるでしょう。

建築中の現場を確認できる
そして最後に、建築中の現場を見られるのも大きなメリットです。工事の進捗をしっかり確認できる安心感もさることながら、現場監督や大工さんとコミュニケーションしながら「一緒に作っていく楽しみ」を味わえるのは、注文住宅の大きな魅力です。家が完成したときの達成感や喜びは忘れられないものになるでしょう。
今回は、注文住宅の購入をより具体的にイメージいただけるよう、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)で注文住宅の供給が多いエリアと、土地を購入して注文住宅を建てた方の平均像について見ていきたいと思います。

注文住宅の供給数の多い街ランキングTOP20

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首都圏トップは世田谷区の1,520戸、2位は船橋市の1,224戸でした。首都圏で1,000戸を超えているのはこの2エリアだけで、他を大きく引き離しています。

3位以下には、都心から20~30km圏内の近郊~郊外の街が多くランクインしており、分譲一戸建の供給が多いエリアとも重なります。

上記のマップは首都圏トップ30をプロットしたものですが、世田谷区、杉並区、大田区川口市市川市などの東京隣接エリアから、町田市、船橋市柏市などの近郊エリア、さらに外側の小田原市横須賀市川越市印西市など郊外エリアへと同心円状に、供給数が多いことがわかります。

エリアと広さ(建物面積)の関係

都心に近い世田谷区、杉並区、大田区などでは、100㎡以下の狭小物件と120㎡を超える広い物件の割合が高く、平均的な101~120㎡の割合が低くなっています。
逆に、船橋市市川市、町田市、藤沢市など近郊エリアでは、平均的な101~120㎡が増え、120㎡超が減少します。さらに、八王子市、柏市流山市印西市などの郊外エリアでは120㎡が増えてきます。

大まかな傾向として、都心に近いエリアでは、立地重視の一次取得者に向けた狭小タイプの住宅と、富裕層向けの高級志向の住宅に分かれており、郊外に向かうにつれて、平均的な広さをもつ一次取得者向けのウェイトが高まっていきます。
これは、都心部と郊外の地価の差によるもので、地価の高い都心部では狭い土地でも建てられるコンパクトな住宅、地価の安い郊外では広い土地を活かした広めの住宅に対するニーズが高くなるためです。


※情報引用元 ポラス株式会社

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