住宅展示場は、様々なハウスメーカーの最新モデルハウスが集結した、いわば住まいのショーケース。リアルな暮らしをイメージできるうえ、住まいの最新トレンドも体感できます。工法、間取り、動線、インテリアの工夫など、これから家づくりを計画する方にとって見逃すことのできないポイントが盛りだくさん。そんな住宅展示場の基本のキ、魅力やメリットについてご紹介していきます。
住宅展示場って、どんな場所？
日本に住宅展示場が生まれたのは1960年代と言われています。以来、たくさんの人々の家づくりを支える中で多様化を遂げ、今や数棟の小規模展示場から50棟以上の大規模展示場まで、スケールも様々。タイプも日本を代表するハウスメーカーの最新モデルハウスが揃った高級感あふれる展示場、狭小住宅にフォーカスした展示場、地域ビルダーが参加している展示場など、多岐にわたります。
来場者は、家づくりを計画中のご家族が中心ですが、家づくりはまだちょっと先かな、という方も多く訪れます。計画中の方は、具体的なイメージを明確にしたり、お目あてのメーカーを選んだり。住宅展示場に何度も足を運ぶことで、家づくりの計画が大きく進展していきます。家づくりはまだ先という方は、部屋のレイアウトやインテリアの参考など目的も様々。みなさん、気軽に足を運んでいます。
住宅ローンやインテリアコーディネイトなど、様々な相談会やセミナーが開催されることもあり、学びの場としても最適。興味のある方は、近くの住宅展示場のホームページやチラシをチェックして、参加してみてはいかがでしょう。もちろん、楽しいイベントもあれこれ開催。飲食店などが隣接している展示場も多いので、家族みんなで楽しみながらゆったりと休日を過ごす。そんなシーンもちらほら。
理想の住まいが見えてくる！
住宅展示場のメリットとして、真っ先にあげられるポイントは、リアルに暮らしのイメージが見えてくること。家づくりは、ほとんどの方にとって初めての経験です。最初から自分たちの理想の住まいを明確に思い描くのは難しいのではないでしょうか。家族それぞれが漠然としたイメージを持ったままでは、家づくりはうまくいきません。一生で最も大きな買い物と言われる家づくり。後悔しないためにも住宅展示場をしっかりと活用したいところです。
住宅展示場なら、日本を代表するハウスメーカーのモデルハウスが一堂に会しています。深い軒やバルコニーの陰影が印象的な住まい、シャープな屋根のラインがつくる洗練されたフォルム、自然と美しく溶け合う和の佇まいなど、外観だけでも実に個性的。見比べていくうちに、家族みんなの好みがはっきりしてくるはず。あとは、話し合いを重ねて方向性を絞っていきましょう。
室内に足を踏み入れると、各メーカーのこだわりと思いを肌で感じることができます。大開口から臨むルーフバルコニー、広々としたリビングダイニング、落ち着いた雰囲気の和室。それらに家族の姿を投影してみてください。さらに、実際の手で壁や設備にふれ、キッチンや水回りの動線を自分の足で歩いてみる。そんな想像と体感を繰り返すことで、自然と家族の理想が見えてきますよ。
※情報引用元 ポラス株式会社
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