家づくりの予算について

年収750万円だと住宅ローンはいくら借りられるか

住宅ローンを検討する際は、いくらまで借りられるのか気になりますよね。そこで今回は、年収750万円の場合、住宅ローンをいくら借りられるのかを解説していきます。家づくりの予算を考えるときに大切な数字やポイントもご紹介するので、是非参考にしてみましょう。

住宅ローンはどこまでが借入対象になるの?

住宅ローン契約を検討する際、住宅購入にかかる費用の全てが借入対象となるわけではありません。主に、土地と建物の購入代金は住宅ローンの対象となりますが、購入にかかる諸費用や各種税金などは対象となりません。

そこでここでは、住宅ローンの借入対象となる費用について説明します。住宅ローンの平均的な費用や、返済負担率の割合についても解説していきますので、将来家を購入しようと考えている方は是非参考にしてみましょう。

土地や家の購入代金は、住宅ローンの対象になります。また、土地の地盤改良工事にかかる費用やガス・電気・水道などのライフライン工事も費用の対象です。

さらに、ソーラーパネルの設置や住宅に対するオプション工事費も住宅ローンの対象となることがあります。ライフラインの敷かれた住宅を、よりグレードアップする工事が対象となりますが、どの範囲までを住宅ローンの対象にするのかは金融機関によって差があります。

不明確な場合には、施工する建築会社や借入を検討している金融機関に相談してみましょう。

引越し費用や保険料は住宅ローン対象外

この他にも、以下のような費用は現金で用意することになります。将来、家を購入しようと考えている方は、前々から貯蓄や平均的な諸費用を用意しておくと良いでしょう。

現金清算での諸費用は100万円前後が目安

住宅ローン契約で対象になる費用以外の諸費用は基本的に現金で清算することが多く、住宅ローン契約にかかる諸費用は100万円前後と言われています。

現金で準備しておく主な諸費用

  •  ● 住宅ローンの頭金

  •  ● 火災保険料

  •  ● 住宅購入に関する各種税金

  •  ● 専門家へ支払う報酬

  •  ● 引っ越し費用

住宅ローンの頭金は、現金で用意する費用としては最も大きな額が必要になる傾向にあります。頭金とはローン契約時に充当する金額のことで、必須ではありませんが利用する場合が多くなっていますので注意しましょう。

他にも引っ越し費用に関しては、転居する時期や時間帯によって差があります。そのため、複数の業者から見積もりをとって比較しましょう。

火災保険料も同様で、同じ補償内容でも保険料には差があります。こちらも複数の損害保険会社から見積もりをとり、平均額を比較すると良いでしょう。しかし、火災保険料に関しては、見積もりを提示したうえで住宅ローンへの組み込みを可能としている金融機関もあるので注意が必要です。

住宅購入では、購入した土地や建物に対して不動産登記が必要です。不動産登記には登録免許税が発生しますが、これも現金が必要です。また、不動産登記は通常司法書士へ依頼しますが、司法書士へ支払う報酬も現金での清算になります。

住宅ローン検討時の目安

年収倍率

住宅ローン借入時に参考にしたい点の一つ目は、年収倍率です。年収倍率とは、自身の年収を基準として「年収の何倍まで借入が可能か」という目安です。年収倍率は、銀行など金融機関によって目安に差があります。

金融機関全体では5~10倍に設定しており、試算するとかなりの差が出ます。一般的に多く用いられている年収倍率は年収の7倍となっており、年収500万円であれば3,500万円まで、年収1,000万円であれば7,000万円までを住宅ローンの借入額の目安と判断します。

年収倍率の注意点

ここで注意したい点は、年収倍率は年収が基準であることです。年収とは年間の総支給金額であり、社会保険料や各種税金を差し引いた後の可処分所得(手取り)ではありません。年収の7倍前後を借入額の目安としていても、実際の返済額は可処分所得から捻出することになります。

そのため、年収と可処分所得の差が大きければ大きいほど、住宅ローンの返済が負担になるというリスクがあります。実際に算出された年収倍率の満額の借入よりも、若干少ない金額での借入を検討した方が住宅ローンの返済計画はスムーズになり、返済リスクも減る可能性もありますので注意しましょう。


※情報引用元 ポラス株式会社
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家を購入するときの頭金は「貯める」か「運用して増やす」どちらがいいか

家が欲しいと思ったとき、原則は頭金を貯めて家を買うべきですが、金利や家賃、家族のライフプランによっては、頭金を貯めるよりも買ってしまった方がいい場合もあります。
今回は家を購入するときの頭金にスポットを当てて、住宅購入について考えてみましょう。

頭金を貯めた場合と頭金ゼロの場合は、返済額はどうなる?

頭金を貯めると、住宅ローンの借入額と返済額を減らすことができます。借入額が少なければ、購入後に教育費や生活費に回せるお金が増え、無理のない返済ができます。
たとえば4,000万円の家を購入する場合の頭金と借入額、返済額を見ていきます。図表1は、全期間固定金利1.3%、35年返済で借りた場合、頭金の額によって試算したものになります。

頭金ゼロと1,000万円を比べると、毎月返済額は2万9,648円、35年間では約224万円頭金1,000万円の方が少なくなります。

もし、住宅金融支援機構と民間の金融機関が提携して扱う【フラット35】で借りる場合、頭金が1割未満だと金利が0.26%上乗せとなります。全期間1.56%になると、頭金1,000万円を入れた方が毎月返済額で3万4,708円、総返済額では約436万円も少なくなります。

民間金融機関の住宅ローンでも、頭金を入れることで、金利低くなるなどローンの条件が優遇されることがありますので、よく検討しましょう。

頭金を貯めた場合のメリット・デメリット

頭金を貯めると返済額を減らすことはできますが、その間家賃を払い続けなければなりません。しかも、家賃を払いながら頭金を貯めるということも考えなくてはなりません。

たとえば5年間で400万円の頭金を貯めようと思った場合でも、毎月の家賃が10万円なら5年間の家賃は2回分の更新料を20万円とすると620万円です。

4,000万円の家を、35歳の時、頭金ゼロで4,000万円のローンを借りて購入する場合と、5年間で400万円の頭金を貯めて40歳で購入する場合で、35歳から75歳までの40年間の住居費を比較してみましょう(図表3)。購入後の固定資産税などの維持費を毎月2万円とし、住宅ローンの金利は1.3%とすると、頭金を貯めずにすぐに購入した方が、住居費が402万円少なくなります。

しかし、社宅住まいで家賃が月5万円なら5年間の家賃は300万円、75歳までの住居費が6,323万円となります。頭金を貯めなかった場合との差は80万円程度に縮まります。逆に5年後に金利が上がっていたら、返済額が増え頭金ゼロとの差はもっと大きくなります。

このように、家賃やローンの条件によって変わるため、一概に損得は決められませんので、いろいろな条件をもとに試算してみることをおすすめします。

頭金を貯めるのではなく、運用して増やす方法

金利の現在、住宅ローン金利以上の利回りで運用できるなら、手元に運用資金を残してすぐに家を買った方がよいと考える人もいるでしょう。

例えば、毎月5万円ずつ10年間積立て運用した場合、元本600万円に対し10年後の収益は、年利1%で約30.7万円、3%なら約98.7万円、5%なら約176.4万円プラスになります。増えたお金で繰上返済をすれば、支払利息を減らすことも可能です。

ただし、運用は絶対ではありません。値上がりを目指せば必ずその分値動きのブレ幅(リスク)も大きくなります。継続投資、分散投資、長期投資で、リスクを軽減しながらしばらく使う目的がないお金で運用することが肝心です。


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ちょうど良い家の広さはどのくらいか

マイホームを考える際に気になるのが広さのこと。3人家族にちょうどいい広さは?寝室や子ども部屋はどれくらいの面積があればいい?30坪の家ってどれくらい?知っておくと便利な坪・平米・畳の広さの目安と便利な覚え方、マイホームに必要な広さを、一級建築士がご紹介します。

家の広さの単位 坪・平米・畳 覚えておくと便利な変換方法

マイホームを検討する際によく見るのが、広さを表す単位「坪」「平米」「畳」です。普段あまり使わない単位ですから、どれくらいの広さかイメージがしにくい人も多いようです。でも、ちょっとしたコツを覚えれば、実は空間イメージがしやすい便利な単位です。

●「坪」は、敷地面積や建物の床面積、浴室や洗面室などの空間の広さを表す時によく使われます。
●「平米」は、敷地面積や建物の床面積などの広さを表す時によく使われます。
●「畳」は、部屋の広さを表す時によく使われます。

基本は、「1坪=約3.3平米=2畳」です。部屋の広さを考える際には、馴染み深い「畳」の数を想像すると広さのイメージが掴みやすいかと思います。2畳は、もちろん「畳」2枚分のこと。

<例>
浴室や洗面所で多いのが、2畳=1坪=約3.3平米の間取り。トイレはその半分の広さで、1畳=0.5坪=約1.65平米が目安。

同じように覚えておくと便利なのが、「6畳=3坪=約9.9平米≒およそ10平米」で考えるというもの。10に倍数なら覚えやすく簡単なので、おおよその広さを把握する時に、建築現場でもよく使われています。

家の延べ床面積は、「坪」と「平米」の両方を使うことが多いので、「30坪=約99平米」であることを覚えておくと便利です。

図表01が部屋や用途によってよく使われる広さ、「畳」「坪」「平米」の早見表です。こちらの表は分かりやすいように、1坪=約3.3平米=2畳を基本にして、概算で表記しています。

3人家族 夫婦2人+子ども1人のマイホームに必要な広さ、その平均値は?

快適なマイホームにするためには、どれくらいの広さが必要か、夫婦2人、子ども1人の3人家族の場合を例にご紹介しましょう。

床面積に関しては、以下のような国交省が定めた水準があります。
1.健康で文化的な住生活に必要不可欠な「最低居住面積水準」
2.豊かな住生活を送るために必要と考えられる「誘導居住面積水準」

住宅金融支援機構の「フラット35」を利用した人の床面積のデータ(※)によると、注文住宅を新築した人の床面積の全国平均は124.4平米(約37.7坪)となっています。

寝室、子ども部屋、LDK、水まわりはどれくらいの広さなら快適?

マイホームの計画の際、寝室や子ども部屋、LDK、水まわりなど、どれくらいの広さがあれば快適に暮らせるかの目安をご紹介しましょう。

寝室

夫婦の寝室の場合、ダブルベッドのサイズは約1.4m×2m、シングルベッドを2台並べたサイズは2m×2mです。若い頃はダブルベッドでも、年を重ねると共にベッドを分けたいという要望は少なくありません。

シングルベッド2台を並べておける広さは、収納を別にして最低でも6畳が必要です。ただし通路幅が若干狭くなりますので、8畳あるとゆとりある空間になります。

子ども部屋

以前は、子ども部屋には6畳が必要と言われた時代もありますが、造作家具やロフトの活用、勉強スペースを共有部に作るなどの工夫で、3畳程度でも快適な子ども部屋は作れます。

大事なことは、子どもが健やかに過ごせる要素を満たしているかをよく検討することです

LDK

3人家族の場合、LDKは最低12畳以上、できれば15畳~20畳程度あるとゆとりある暮らしになります。12畳以下になると、ダイニングとリビングを分けた時に窮屈な印象になります。そのような場合は、リビングとダイニングのテーブルを共用にして2つの空間を一体化したラウンジスタイルにする方法もあります。

浴室

以前は0.75坪程度の広さの浴室も数多く見られましたが、よりリラックスできる空間が求められるようになり、最近では1坪以上の広い浴室が増えています。

1坪あれば足を延ばしてゆっくりとくつろぐことができ、1.25坪なら洗い場が広くとれるのでさらにゆとりある空間になります。システムバスのサイズは、メーカーにより規格サイズが異なりますので、ショールームなどで確認するようにしましょう。

洗面所

洗面化粧台と洗濯機を置くなら1坪は確保しておきたいところです。もう少し面積を広げてカウンターなどを設置して家事室として使えるようにするプランも人気です。

快適な部屋の広さは生活スタイルによって異なり、家族で過ごすスペースを広く取り、個室は最低限にするといった間取りもあります。家族全員が、幸せに快適に暮らせる家や部屋の広さをよく検討し、理想のマイホームを目指してくださいね。


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ペットと仲良く暮らせる間取りについて

ペットとの暮らしは多くの幸せと癒しをあたえてくれますね。ペットは大切なパートナーであり家族の一員です。最近では保護犬、保護猫を飼う人も増えてきました。そして生き物ですから、お散歩や餌の用意にお掃除、お留守番などいろいろと心と身体のケアが必要です。毎日のことなので人間もペットもお互いが快適で楽しく暮らせるようにしたいものです。
そんなペットと仲良く暮らせる家の工夫や注意点、さらにおすすめの設備などについてご紹介します。

コロナ禍でペットと過ごす家族が増えている?

コロナ禍でペットの飼育が増えているそうです。ペットフード協会の調査*によると、新規の飼育頭数は2020年に犬が前年比14%増で46万頭、猫が同16%増で48万頭。17年~19年は前年比で一桁の増減で推移しているため、ここ数年では顕著な伸び方です。

在宅の長時間化・長期化、外出抑制の中で家族や友人また仕事関係の人とすら会えず、人との触れ合いが激減し、コミュニケーションをとる相手が少なく孤独やストレスを感じる方が増えた社会情勢から、ペットの飼育が増えていると推察されます。

ペットとの暮らしが人に良い影響をあたえることはさまざまな研究で言われていて、「アニマルセラピー」という言葉があるように、癒しと安らぎをあたえてくれます。このような考え方の歴史は古く、古代ローマ時代に負傷した兵士に馬が用いられたそうです。

そんなペットとの暮らしを求めて犬や猫を飼いはじめる方が増えているのも納得ですが、生き物ですので飼う以上はしっかりと最後まで面倒をみて、人だけではなくペットの幸せについても考えたいものです。

ペットと暮らす家づくりのポイント

ペットとの暮らしは楽しいですが、いろいろな配慮が必要です。最近では愛猫も愛犬も健康や安全、ペットの心理的なストレスの軽減などから室内で飼う人が多く、家の中での快適さが求められます。話すことができないペットへの配慮は飼い主となる上で重要な責任です。

そんな飼い主のお悩みで多いのは、「ペットの臭い」「家具や床などへの傷」「トイレの後始末」、「抜け毛」や「室内温度調整」、キッチンや浴室などへの侵入による「不意の事故」など。これらの衛生面や健康面、安全面への配慮は人にとってもペットにとっても大切なことです。

また、最近ではこれらの衛生面や健康面、安全面だけでなく、ペットの行動特性に合わせて「ペットの幸福感」を満たせるような空間構成や設備などについても配慮がされるようになってきています。
例えば、ストレスや運動不足の解消に役立つ「回遊性をある間取り」、猫の場合はキャットウォーク・犬の場合はドックランなどペット専用の空間も充実させることが必要です。
住宅メーカーでは、「ペットと暮らす家」をコンセプトとした商品も数多く、傷に強く滑りにくいフローリングや脱臭のための機能の搭載、安全面でのペットゲートなど様々なアイデアで家づくりを検討することが可能です。

さらにはペットも歳をとっていきますが、若い頃は元気に家の中を動きまわっていてもいずれ足腰が弱り不自由になってきます。そんなペットの老後にも配慮した家づくりが大切となります。

猫と犬に必要な設備とは

猫や犬はそれぞれ習性が違いますので、それぞれに合わせた設備や仕上げ材、間取りの工夫が必要です。共通しているのは消臭機能があると良いということ、消臭機能のある壁紙やタイルなどを取り入れると良いでしょう。

その他に、猫と犬それぞれにおすすめの設備を少しだけご紹介します。

猫と暮らす家づくりに必要なもの

自由気ままな雰囲気が愛らしい猫。最近では、感染症や交通事故防止の観点からほとんどの家庭が室内飼いをしています。外に出られないため運動不足になりがちです。猫の習性を知って、健康でのびのびと暮らせるような工夫をしてあげましょう。
それでは、猫がうれしい設備などをご紹介します。

①キャットウォーク&タワー

猫は高いところが好き。敵がいなく獲物を見つけるのに高所から見下ろす習性があります。梁などを利用したキャットウォークやキャットタワーがあると運動不足の解消にもなります。

②ロック機能付きペット用ドア

猫は自由に動きまわりたいもの。室内で飼う以上なるべく行動範囲を広げてあげたいけど、部屋のドアを開け放しにできないことも。そんな時に有効な、部屋の入口にロック機能付きペットドアがあれば、入って欲しくない部屋には鍵をかけて制限できるので、猫も人も快適に安全です。

③爪とぎ柱

猫の動線上に爪とぎ柱を設置することで、壁や家具で爪をとがれることがなくなり、家がボロボロになって困るということを防げます。

④陽だまり窓スペース

猫は日向ぼっこや外を眺めるのが好き。窓辺でくつろげるよう、窓台を広めにとってあげると猫は快適に過ごせるでしょう。人もそんな猫を眺められるのでおすすめです。

犬との暮らす家づくりに必要なもの

いつも家族と一緒にいたい人懐っこく愛らしい犬。なるべく一緒にいてあげたいものの最近は共働き家族が増え一緒にいれない時間が増えたりお散歩ができないなんてことも。そんな時でも運動不足にならないように、愛犬の健康と飼い主が楽にお世話ができる設備などをご紹介します。

①お庭のドッグラン&室内の回遊動線

お散歩に行けない時や、お散歩だけでは運動量が足りない時、また高齢になって外でのお散歩が難しい時などに有効なのが、庭で自由に走ることができるドッグランや室内を回遊できる間取りにすることがおすすめです。土だと汚れますので、芝やヒメイワダレソウなどを植えると良いでしょう。

②足洗い場

大型犬などの場合は、玄関ポーチ脇にお湯も出る足洗い場があると冬はペットにも人にも快適で便利です。

③足腰に優しい床材

硬いフローリングなどは、小型犬や老犬には足腰に負担がかかり痛めてしまいます。フローリングだとスギやパイン材などの針葉樹は柔らかいのでおすすめですが、傷が付きやすいというデメリットもあります。傷が気になるという方はカーペットやビニル床タイルにすると良いでしょう。

④丸ごと洗えるマルチシンク

お風呂でペットを洗うのは腰をかがめて足腰に負担のかかりやすい体勢で洗うので、人にとって負担がかかります。小型犬などは、楽な姿勢でシャンプーしてあげられるマルチシンクがあると便利でしょう。


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テレワーク用のスペースは確保すべきか

ニューノーマルな時代の家づくりのポイント、これまでには無かった新しい2つの視点も

在宅時間が増えたことで、これまで以上に家が暮らしに与える影響が大きくなっています。

例えば、家族が家にいる時間が増えれば、炊事をする回数が増え、家の中が汚れやすくなります。そんな時も、これまで以上に料理や片付けが手早くこなせるキッチンや、掃除の手間が少ない浴室、トイレがあれば、毎日をラクに暮らせます。

炊事の時間以外にも、光熱費が増大します。一見、小さな差のように見えても積み重なれば影響は大きいもの。断熱性能が高く、省エネ設備が取り付けられた家なら、光熱費を抑えながら快適に、そして地球環境に優しいエコな暮らしができます。

また、外出控えで「気分が変わらない」、「ストレスがたまる」といった声もあります。それなら家を楽しくすれば解決します。家に居ながら非日常を感じられるウッドデッキのテラスや、ホームシアターを楽しめるリビングなどがあれば、毎日が充実することでしょう。

加えて、これまであまり考えられてこなかった新しい家づくりの視点が生まれています。それが、「感染症対策」と「在宅ワーク」に関することです。

この2つは、新しい生活様式の中で生まれたことですが、一時的なものでなく、これからの時代を快適に暮らすための大切なポイントになります。

手洗いは玄関のすぐ側に!外からウイルスを持ち込まない間取りの工夫

ニューノーマルな暮らしでは、「手洗い動線」という言葉が頻繁に使われるようになりました。動線とは家の中を歩く経路のこと。帰宅したらすぐに手洗いやうがいをするのが習慣化しつつある今、手洗い場の取り付け位置が重要になっています。

玄関から手洗い場まで遠いと、途中であちこちに触ってしまうこともあります。家に入ったらその場でさっと手を洗うことができれば、家の中にウイルスや菌を持ち込まないで済みます。

また、コートを玄関に収納できるようにしておけば、更に安心感が高まります。コートを玄関で脱いで玄関クロークに収納すれば、家の中にウイルスや菌はもちろん、花粉も持ち込みにくくなります。

このような考え方は、海の近くでサーフィンを楽しむ暮らしをする家でも見られます。海から帰った時に家の中に砂を持ち込まないよう、入り口の近くにシャワーを設置するといったような間取りです。

玄関で汚れを落としてから家に入る、当たり前のことのようですが、ニューノーマルな暮らしではその大切さが改めて見直されています。

例えば、玄関クロークのそばに手洗い場を作れば、帰宅時にコートや靴を脱いだらすぐにその場で手洗いができます。更に、玄関クロークをウォークスルーにして、家の中にそのまま入れるようにしておけば、家の中をクリーンに保ちやすくなり、子どもたちに手洗いの習慣付けもしやすくなります。

手洗い場にもひと工夫をしましょう。手を差し出すだけで自動で吐水する、非接触型の水栓金具を取り付けておけば、器具に触れなくて済むので衛生的です。寒い冬に備えて、お湯が出るようにしておくことも忘れないようにしましょう。

帰宅時の手洗いは、新型コロナだけでなく、インフルエンザやノロウイルス対策にも有効です。汚れは玄関でストップできる間取りの工夫をしておけば、安心して暮らせることでしょう。

ワークスペースの失敗例から考える、仕事がはかどる間取りとは?

ニューノーマルな暮らしでは、テレワークが日常になった家庭もあり、家で本格的に仕事をする生活スタイルが広まりました。

しかしこれまでの家づくりでは、仕事は家の外でするものであり、家はくつろぎや家族の絆を深める場として考えられることが多かったため、本格的に仕事をするとなると難しさを感じることも少なくありません。実際にあったワークスペースに関する困りごとの例をいくつかご紹介しましょう。

●書斎を作らなかったため、ダイニングテーブルで仕事をしているが、集中できない。

●リビングの一角に家族で共用のワークスペースを作ったが、夫婦でテレワークをしたり、子供たちがオンライン授業を受けたりするのにスペースが不足している。

●ダイニングのそばにワークスペースがあるが、家族が近くにいるとオンライン会議で声を出しにくい。また家族も会議中は気を使う必要がありお互いにストレスがたまる。

●寝室に小さなデスクを設置しているが、本格的に仕事をするには、収納スペースが不足し、使いにくさを感じている。


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住宅ローンは夫婦で借りたほうが良いか

共働き夫婦が増える中、住宅ローンも2人で借りて2人で返そうと資金計画を立てる人達が増えています。ここでは共働き夫婦の住宅ローン選びのポイントをお伝えします。

住宅ローンを1人で借りる場合と夫婦で借りる場合の違いは?

■住宅ローンを1人で借りる場合、夫婦どちらかの単独か、収入合算の2つの方法があります。
収入合算は1人の収入では希望の金額が借りられない時に、配偶者の収入を合わせて審査できるため、借入額をアップできる方法です。合算できる収入は、全額の場合や2分の1を上限とする場合等、金融機関により異なります。
収入合算者は連帯保証人として返済が滞った時には返済義務を負います。しかしローン契約者ではないため、年末のローン残高の一定割合が払った税金から戻ってくる住宅ローン控除を受けることはできません。また、住宅ローンの借入額に対して、土地や建物の所有者にもなりません。

■夫婦2人で住宅ローンを借りる場合、「ペアローン」と「連帯債務」の2つの方法があります。
「ペアローン」は夫婦がそれぞれ1本ずつ住宅ローンを借り、お互いに連帯保証人となります。それぞれの収入に見合った住宅ローンを借りることができ、借入額に応じた所有権や住宅ローン控除を受けることができます。
「連帯債務」は夫婦2人で1本のローンを借り、2人で返していく方法です。どちらかが主債務者となりますが、2人とも返済額に応じた住宅ローン控除を受けることができます。ただし、ローン契約者に万が一のことがあった時、残りの住宅ローンが保険金で完済される団体信用生命保険に1人しか加入できない場合があります。

1人で借りるか夫婦で借りるかはどう決める?

現在は夫婦とも正社員で働いていても、今後どちらかが仕事を辞める予定なら1人で借りる方が安心です。2人の収入で返せる住宅ローンを借りたのに、1人の収入がなくなってしまえば返済が大変です。もし、将来もっとよい条件の住宅ローンに借り換えをしようと思っても、一方が無職なら借り換えもむずかしくなります。

正社員を辞めてパートなど非正規雇用に変わる場合も同様です。返済が大変になるだけでなく、将来住宅ローンの借り換え等にも影響します。女性の場合、出産を機に正社員を辞める場合は1人で借りることを検討しましょう。

出産を予定していても、産休・育休や時短勤務を利用して働き続ける場合は夫婦で借りることも選択肢です。一定期間収入が減少する可能性があっても、時短の期間を乗り越えフルタイム勤務に戻ってからは、収入も増え返済や将来の借り換えへの影響も少なく済みます。

夫婦で住宅ローンを借りると、借りられる金額もアップし、より理想に近い家を購入できる可能性が広がります。収入に対する返済額の割合が低くなるので、借入額だけでなく金利の優遇等ローンの条件がよくなる場合もあります。さらに、住宅ローン控除も2人で受けられるため、減税効果も大きくなる事が期待されます。

出産・育児など、ライフスタイルに合わせて考えることが重要

共働き夫婦がペアローンを選ぶ理由として、「住宅ローン控除を2人で受けられるから」という場合があります。確かに低金利の現在、年末のローン残高の1%が減税されれば、支払う金利以上の税金が戻る場合もあり、大きなメリットが受けられます。

図表3に一定条件の下、4,000万円の住宅ローンを1人または夫婦で借りた場合の減税メリットを試算してみました。1人で4,000万円借りた場合の10年間の減税額の合計は約341万円、夫2,400万円、妻1,600万円を借りた場合の合計額は約345万円でした。その差は10年間で約4万円です。

もちろん夫婦の年収や借入額によって減税の合計額は変わります。しかし、近い将来出産を予定していて子どもが小学校に入学するまで時短勤務を希望している場合などは、産休、育休に続いて長期間収入が減る可能性もあります。収入が減れば払う税金も減りますので、住宅ローン控除で戻る税金も減る場合があります。

さらに、2022年以降は住宅ローン控除の控除率や控除期間は2020年10月時点で未定です。住宅取得時の減税や給付金、ポイント制度といった支援策は、毎年見直されます。今年ある施策が来年も必ずあるとは限りません。

こうしたことから、住宅ローンを1人で借りるか夫婦で借りるかという選択は、目先のお得や借入額のアップのためだけで決めてしまうのは危険です。出産や育児期間の働き方等希望するライフスタイルを夫婦で話し合い、20年、30年とお互いに無理のない返済ができるかどうかで決めることが重要です。


※情報引用元 ポラス株式会社
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高気密高断熱の家はカビが発生しやすいか解説

高気密高断熱の家にすると、光熱費が抑えられたり家の耐久性もあがったりしますが、カビが生えやすくなるといわれることがあります。

「それなら気密性や断熱性能は普通の方がいいのでは?」と思うかもしれません。

高気密高断熱の家づくりをする際は、家の建設前からしっかりと対策をとることで、カビが生えにくく湿気に強い家をつくれます。

この記事では、高気密高断熱の家でカビが生えやすいといわれる理由とカビを予防する対策をご紹介します。

高気密高断熱の家はカビが生えやすいといわれる理由

なぜ、高気密高断熱の家にはカビが生えやすいといわれるのでしょうか。

具体的な理由を知り、正しい知識を家づくりに活かしてください。

高温・多湿になりやすいという誤解がある?

基本的に、高気密高断熱に関係なく家は24時間の換気が必要で、換気し続けることでカビが生えにくいつくりになっています。

そのため、「高気密高断熱の家=カビが発生しやすい」は誤解といえるでしょう。

本来、高気密高断熱の家はカビが発生しにくい構造です。

さらに高気密住宅では、24時間自動換気システムの設置が義務付けられているため、湿気はこもりにくくなっています。

ただし、梅雨時期やバスルームなどは湿度が高くなりやすいため、気密性や断熱性能に関わらずカビの対策が必要です。

グラスウールがカビの原因になる?

グラスウールとは、ガラス繊維の断熱材で一般的な家づくりでよく使われる素材です。

グラスウールは、ガラス繊維のなかに空気を溜めて断熱効果を発揮するため、グラスウール自体にカビが生えることは考えにくいでしょう。

ただし、細かい埃がグラスウールに付着してカビのように見えることもあります。

まれに、建築会社が適切に施工していないと、壁内で結露が起きてカビの原因になることもあるようです。

また、機密性や断熱性の概念が薄い時代に建てられた住宅だと、壁内の施工が今ほどしっかりしていませんでした。

そのため、湿気が壁のなかに入り込み断熱性も落ちてしまうことがあったようです。

24時間換気が不十分

高気密住宅は、24時間換気で湿気がこもりにくい環境を保てる構造です。

高気密高断熱の家は24時間自動換気システムの設置が義務付けられているため、基本的には室内の湿気は循環して排出されます。

しかし、節電や寒さ対策で止めてしまうとカビが生える原因になるので注意が必要です。

換気扇は、24時間稼働させても月々の電気代は数十円〜150円ほどで比較的リーズナブル。

そこまで高額になるわけではないので、換気扇の掃除以外では止めないほうがいいでしょう。

高気密高断熱の家でカビを防ぐには?

高気密高断熱の家でカビを防ぐ対策を解説します。

建築時の素材選びも重要になるので、これから注文住宅を建てる方はチェックしてくださいね。

断熱性を高める

基本的に、住宅は断熱性が低いと結露が発生しやすく、カビが発生しやすくなります。

家の断熱性は断熱材と窓の性能で大きく変わるため、使われる素材の断熱性の確認が重要です。

  • 屋根断熱

  • 天井断熱

  • 床断熱

  • 基礎断熱

  • 壁材

  • 窓やサッシ

使用する商品は施工会社によって変わるため、事前によく確認しておきましょう。

例えば、窓のサッシはアルミより樹脂のほうが結露対策には有効です。

高断熱住宅の指標は、日本を6地域に分けて地域ごとに決められているので、基準値以下であれば高断熱とされています。

気密性を高める

気密性を高めるには、断熱材の施工時に気密シートを貼ったり、気密性の高いサッシを使用したりすることが必要です。

住宅の気密性が低いと外から湿気が室内に入ってカビが発生する原因になってしまいます。

気密性の高さは施工業者の技術力で差があるので、施工業者選びは慎重におこなってくださいね。

また、気密性は施工中に業者が気密測定をおこなって調べられます。

測定でわかるのは隙間の合計面積で、C値になっていれば隙間の面積が小さく気密性の高い住宅と判断できます。
住宅の施工が始まったら、数値がC値になっているかを業者に確認するようにしましょう。

換気をする

カビを予防する基本は、換気システムを正しく稼働させることです。

換気システムには第1種・第2種・第3種換気システムの3つがあり、住宅の換気システムには第1と第3換気システムを採用することが多いとされています。

  • 第1種換気システム:外気の影響を受けにくい/コストが高い

  • 第3種換気システム:外気の影響を受けやすい/コストが安い

どちらにもメリットとデメリットがありますが、高気密高断熱の家なら第1システムがおすすめです。

しっかりと24時間換気をおこない、家中で空気が循環している環境をつくりましょう。

一般的なカビ対策をする

カビが生えないようにするには、日常的なカビ対策と湿気対策が必須です。

24時間換気をしていれば湿気はこもりにくくなりますが、完璧に湿気を防げるわけではありません。

例えば、お風呂のあとは換気扇をつけたり、室内干しをするときは除湿器を併用したり、日々のこまめな換気が重要です。

特に、冬場に暖房器具を使用すると水蒸気が発生して湿度が高くなりがち。

石油ストーブやヒーターなどを使う場合は、定期的に窓を開けて換気すると良いでしょう。

経験豊富な施工会社を選ぶ

高気密高断熱の家づくりでは、施工会社選びはとても重要なポイントになります。

施工会社を選ぶときは、高気密高断熱の家づくりの実績が多い所を選びましょう。

施工会社は豊富にあるため、なかには高気密高断熱の知識が乏しい業者もあります。

間違った業者選びをしてしまうと、せっかくのマイホームで湿気やカビに悩まされることになりかねません。

施工会社を選ぶときは、費用面だけでなく、実績や経験、知識の多さもチェックしましょう。


※情報引用元 ポラス株式会社
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